祐徳稲荷神社を訪れた。青春18きっぷ佐賀旅行#1
福岡から特急で1時間ちょっと。肥前鹿島駅に着く。
九州新幹線長崎ルートが開業するにあたって、観光客の減少が懸念されている鹿島市のことは九州の中ではよく知られていることだが、私はこれまで訪れたことはなかった…
今回の旅行では、鹿島(祐徳稲荷神社、浜宿場)→佐賀市内(佐賀線跡)→武雄温泉の順にめぐる。18きっぷが余ってしまっていたのでその消費も兼ねている。
肥前鹿島駅からバスで30分ほど。九州の清水寺と言われている、祐徳稲荷神社。
九州にこんな立派な神社があったのか、そんなことを誰もに思わせる豪華なつくりである。
平日の午前中に行ったこともあり、観光客の数は少なめであった。
なので、写真も撮りやすかったし、一人でも余裕だった(笑)
登ってみた。眺めは、正直普通。前に山が見えるだけで、境内の様子がうかがえる程度だ。
しかし、階段を上って、お願い事をすることで、神様に少し近づいているような感覚になる人もいるだろう。エレベーター(有料)も整備されているので数多くの人が参拝できるように配慮されている。
境内の近くには、大型の駐車場もあり、車で来ても困ることはない。また、お土産の店も豊富であり、完全に観光地化されている。売り子のおばさんたちもすごくフレンドリーで、いい思い出を演出してくれた。
新D&S列車787系36ぷらす3登場!!
JR九州が誇る、特急車両である、787系の編成の一つが改造され、全席グリーン車の豪華観光列車に生まれ変わるというニュースが2019年の11月発表された。
787系は、1992年にデビューした。登場時、博多~西鹿児島(現・鹿児島中央間)を特急つばめとしてはしり、現在は、九州各地で活躍している。
そんな787系が観光特急に生まれ変わるということで、私は『今のままで十分豪華じゃないか』と思った。確かに、787系には、グリーン車の中に、通常のグリーン席の他に、4人用グリーン個室やDXグリーンを備えており、さらに指定席(自由席になることもある)の中には、4人用のセミコンパートメントも用意してあるのだ。
私は、この787系が大好きだ。何度も乗車している。デザインよし、乗り心地よし(某振り子車両に比べ)のこの車両を狙って乗車している。
しかし、発表内容の詳細を見て、驚いた。
「ビュッフェ車両が復活します」
待っていた、九州いや、全国の鉄道ファンが待っていた。
787系には元ビュッフェ車両が残っている。今は、普通車になっているが、天井のデザインや窓の大きさが明らかに他の車両と違う。写真はない。すまん。
まず、この車両が、ビュッフェに復活することは間違いないだろう。さらに、私は、現在九州鉄道博物館にて保存されているビュッフェのカウンターも再利用されないかと期待している。(まあたぶんそれはないw)
もう一つのポイントは、
かつて、寝台特急も走った鹿児島本線の八代~川内間は、第三セクターの肥薩おれんじ鉄道に移管されている。そこに、また16年ぶりに特急電車が走るのだ!感動。感動。
この2点が私の態度を一変させた。
鉄道マニアの人もそうでない人も、このJR九州のページを見れば、いかにこの列車が魅力的かがわかるだろう。
本当にこうゆうところ好きですよ。期待してますよ、本当に。
1993年にブルーリボン賞を受賞した、787系。今では、少々古い電車となってしまったが、これからのさらなる活躍を期待するばかりだ。